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BBSからの流れ1[バットエンド]

今日はサイトのBBSからの流れです。

サイト5万ヒット記念作品について、
続きが気になるという、お声があったので・・・・

ここで載せてみます。

元の小説は、こちらです。

実は、2パターン用意していたんで、両方載せます。この記事は、
バットエンドです。
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バットエンド?


これは、身も心も犬になってしまった
主人公達が、人間を支配してしまおうと決意した時のエンディング(仮)です。

ざわざわ、ざわざわ・・・・。

鉄格子で仕切られた部屋に閉じ込められているのは、

動物ではない・・・・。人間だった。

閉じ込められた人間そして、檻の外で彼らを見ているのは、

・・・。

首輪を着けた犬・・・・そして、その首輪から伸びた鎖を持つ者も、

やはり犬・・・・いや犬の頭と肌、尾を持ち、警察官の制服を着て

二足歩行する奇妙な生き物だった。

そんな異様な光景の中に、

白いドレスのようなワンピースを来た美女

近くで見れば、細かい刺繍が目に入り、高価な服であることが予想できる。

それは、『元』特犬隊・・・・岬だった

「み、岬・・・岬ちゃんでしょ。」

弱弱しい女の声、岬が目を向けると、
そこには、中年の女。

見ても、誰だかわからない。

クン、クン!!匂いは、なんとなく
自分に似ている気がするが、
それ以外の大半は、汚らわしい人間の匂いだ。

「ごめんなさい・・・・・。
 わたくし・・・・お猿さんの違いなんて・・・わかりませんの・・・・。」

その言葉に女は、檻にすがりつくように、身を乗り出す。

「そんな、母親の顔を忘れたの!!!」

そういわれて、思い返す自分の母の顔・・・。
しかし、完全に犬と化してしまった
彼女は、思い出の中のソレと、目の前のソレが
同じものなのか、判断がつけれらなくなった。

今の彼女は、胸があれば女、そうでなければ男。
その程度の判断でしか、
人間の男女を区別することができなくなっていたのだ。

「だから、区別がつかないって言ってるじゃありませんか
 それにわたくしのお母様なら、
 どうして犬への改造手術をお受けならないんです!!!」

イライラするようにそう言い放つ娘に母親は

「そ・・そんな・・・どうしてそんな・・・・。
 自分の親に犬になれだなんて!!!」

絶望し、恐怖すら覚える母親に岬は、見るのも嫌という感じで、

「もう、わたくし行きますわね。
 お猿さんとお話している時間なんてありませんから・・・・」

もう心底疲れたように、後ろを向いていってしまう岬。

「まって、待って・・・・。」

すがる女に、・・・・・一瞥もくれなかった。

「あの雌ザルがうるさいから・・・
 この部屋の猿どもも、このまま、処分しちゃってくださいません。」

「オウン!!、オン!!」
と了解の旨伝える犬人間。

「じゃあ、お願いしますね。」

とにっこり、言った後、心底嫌そうな顔をして、
最後に「けがらわしい」とだけ告げて、去っていく岬。

犬たちが部屋を出た後、閉じられるドア、

充満する毒ガス。

かつて犬に対して行ってきたそれを彼自身が受けることになろうとは・・・。

もはや、この国・・・いや、世界で、人権は存在しない。

彼らは、もはや、犬と呼ばれる種族のペットに過ぎないのだから・・・。
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